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キリンカップサッカー2022 日本 対 チュニジア

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14日にパナソニックスタジアムでキリンカップサッカー2022の決勝が行なわれ、日本はチュニジアに0-3の完敗。攻守ともに大きな課題を残した。

日本の先発は前回より大きく入れ替え、GKシュミット・ダニエル、CB吉田麻也、板倉滉、右SB伊藤洋輝、左SB長友佑都、ボランチに遠藤航、中盤右に原口元気、中盤左に鎌田大地、ワントップに浅野琢磨、インナー右に伊東純也、インナー左に南野拓実の布陣。

前半の日本は浅野、伊東のスピードを生かして仕掛けるも、チュニジアの素早い対応に阻まれ、逆に危ない場面を何度も作られてしまう。

日本に最大のチャンスが訪れたのは34分、右サイドを駆け抜けた伊東がPエリアに侵入してからの高速クロス。フリーで飛び込んだ鎌田が右脚を振り抜くも、タイミングが合わず空振りで絶好機を逃す。このあと38分にも伊東のクロスに浅野が体を伸ばして反応、だがボールはわずか頭上をすり抜けていった。

41分には板倉のクロスから抜け出した南野がネットを揺らすが、これはオフサイドで得点とはならなかった。このように再三の好機を逃したことで、日本の流れは悪くなっていった。

0-0で折り返した後半の53分、浮き球をクリアできなかった伊藤が背後をとられ、そこからのパス1本で相手FWの抜け出しを許した吉田が、必死のスライディングを試みるも足を刈ってしまいPK。チュニジアのキックはコースを読んだシュミットが反応するも、わずかに届かず先制されてしまった。

この場面、左からボールに寄せていた板倉に任せていれば充分失点を防げたはずで、吉田の判断ミスが痛かった。

日本は三笘、久保、堂安を投入して反撃を図るも、75分には相手のロングボール処理に吉田、板倉、シュミットの連携が合わず、あっさり抜かれて2失点目。さらに後半アディショナルタイムの93分、中盤で吉田がキープできずにボールを奪われ、そこからのシュートを浴びて0-3の完敗。全失点に絡んだ吉田のやらかしグセが目立った試合となった。

また日本の攻撃も右サイドの伊東頼りなのは相変わらず。チュニジアの堅い守りにワントップの浅野は止められ、左サイドの南野も機能不全。インサイドハーフに入った鎌田と原口は存在を消され、途中投入の久保と堂安もほとんど見せ場がなかった。

そして今回もセットプレーで得点が生まれる気配を感じず、切り札の三笘がわずかに期待を抱かせるだけ。攻撃のバリエーションの少なさを露呈してしまう結果となった。

この期間行なわれていたカタールW杯大陸間プレーオフでは、北中米カリブ海のコスタリカがオセアニアのニュージランドを1-0と下して、3大会連続6度目の出場を決めた。こうして日本のE組・対戦相手は、初戦ドイツ、第2戦コスタリカ、第3戦スペインとなった。コスタリカも世界的GKケイロル・ナバスを擁する難敵で、厳しい戦いが予想される。

またアジアのオーストラリアと南米のペルーによる大陸間プレーオフでは、オーストラリアがPK戦を制して5大会連続6度目のW杯出場を決めている。

こうして出場32ヶ国が出揃い、アジアからは過去最高の6ヶ国(開催地カタールを含む)が参加。一方南米勢の参加が4ヶ国にとどまったのは、06年大会以来となった。

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