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「サッカーの園 ~究極のワンプレー~」レフティー

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堂安&久保のレフティーコンビ

9日に放送された『サッカーの園 ~究極のワンプレー~』、今回のお題は【レフティー】。創造性あふれるテクニシャンが揃う、左利き選手のプレーを深掘りする内容。

ゲストは前園さんと同学年の小倉隆史さん。名古屋グランパスの「レフティーモンスター」として知られる小倉さんは、番組には以前【ドリブル】の回にエントリーされるも、今回が満を持してのスタジオ初登場となった。

元日本代表のレフティー名波浩さんが推薦するのは、次世代を担う若手レフティーの堂安律選手と久保建英選手の二人。その「究極のワンプレー」が、昨年の東京五輪前に行なわれた強化マッチ、U-24日本代表とU-24スペイン代表の試合。

久保が左サイドを駆け上がり、そこからの左足クロスを堂安がパワフルな左足シュートで決めたプレーだ。この場面で光ったのは、久保の【左足コントロール】と堂安の【パンチ力ある左足シュート】。これが最初のエントリーとなった。

しかし番組では良い場面だけ取り上げられており、今のフル代表では二人の持つポテンシャルの高さが充分に発揮されていないのが現状。これからの頑張りに期待だ。

「レフティーモンスター」小倉隆史

続いての登場は、「レフティーモンスター」こと小倉隆史さん。アトランタ五輪1次予選では前園さんとともに攻撃の主力として活躍。左足から生まれる強烈なシュートとセンス抜群のパス、そして「オグフェイント」を使った巧みなドリブルを武器とした “万能型ストライカー” だ。

21歳で日本代表デビュー。94年のキリンカップでパパンカントナ、ジノーラ、ジョルカエフ、デシャン、デサイー、ブランと錚々たる顔ぶれが揃うフランス戦に途中出場し、劣勢の中で代表初ゴールを記録。関係者に「日本代表FWは10年安泰」と言わしめた。

その小倉さんの「究極のワンプレー」が、95年の名古屋 対 平塚の試合。まずは前半12分にドリブルから絶妙なパスで先制点をアシスト。さらにこのあと、左サイドからの左足クロスで追加点を演出。そして36分にはクロスボールをスライディングボレーで鮮やかに決め、後半にも左足を振り抜き自身の2点目。

2ゴール2アシストと小倉さんが本領を発揮したこの試合の活躍のうち、スライディングボレーで決めた左足ゴールが【万能型レフティーモンスター】として2番目のエントリー。

日本の将来を担う逸材と期待された小倉さんだが、五輪1次予選で負った怪我の影響もあってかその後伸び悩み。フル代表のゴールもフランス戦の1点に終わってしまったのは残念。

ケイスケ・ホンダのこだわり

番外編の名レフティーとして紹介されたのは中村俊輔選手。2000年アジアカップ準々決勝のイラク戦、セットプレーから名波さんとのレフティーコンビで生まれた伝説ボレー弾は、今も語りぐさとなっているビッグプレーだ。

そして3番目のノミネートは、「世界のケイスケ・ホンダ」こと本田圭祐さん。日本代表ではレフティー最多の37ゴールを記録、歴代ダントツとなる110本のフリーキックを任されてきた攻撃の中心選手である。

その左足キックのこだわりは、「右左が違うスパイク」にあるという。高校時代から本田選手のスパイクを作ってきた松浦紀典さんによると、「軸足より蹴り足の方が発達するため、左足スパイクが若干大きい」とのこと。また右足には滑りづらい金属のポイントが打たれ、左足には軽い合成樹脂が使われるというクセの強さだ。

その「究極のワンプレー」が、10年W杯南アフリカ大会・デンマーク戦でのフリーキック。日本の決勝トーナメント進出を決めたこの場面でも、本田さんは右左の違うスパイクを使用。彼の【スパイクへのこだわり】が、3番目のエントリー。

このデンマーク戦でのインパクトが強く、プレースキックの名手と思われがちな本田さんだが、実は主力だったザッケローニ監督時代の4年間で蹴ったFK74本のうち、ゴールが決まったのはウルグアイ戦の1本のみという決定率の低さ。なんだかなあと思いながら観てしまった。

自慢の無回転キックも、研究されてしまえばごく普通の球筋。本田さんには駆け引きや狙い所といった部分に工夫が無く、相手キーパーには簡単にコースを読まれていた印象。そこがサッカーIQの高いFKの名手、中村俊輔選手との大きな違いだろう。

「左45度のストライカー」玉田圭司

4番目のノミネートは、レフティーの点取り屋こと玉田圭司さん。左45度からのシュートを得意とし、代表16ゴールのうち8点が左サイドからのもの。06年W杯ドイツ大会・ブラジル戦でのゴールも印象深い左利きのストライカーだ。

その「究極のワンプレー」が、15年のJ1昇格を懸けたプレーオフ決勝・アビスパ福岡 対 セレッソ大阪の一戦。中盤でボールを受けた玉田は、ドルブルで相手3人を引きつけ味方へパス。そして最後は玉田が左足でシュートし、ゴールを決めた場面だ。

「僕が好きなのは、ゴールを決めただけでなく自らのプレーでチャンスをつくったこと」と語る玉田さん。【左45度のストライカー】が4番目のエントリーとなったが、この場面は左45度のシュートじゃないじゃん。

「最後方のゲームメイカー」西川周作

最後は視点を変えて、元日本代表のゴールキーパー西川周作選手が登場。もともと右利きで、サッカーを始めた頃は右SBとしてプレーしていたという西川選手。パラグアイ代表のチラベルトがGKながらFKを蹴っているのに憧れ、キックの練習をしているうちに、左のほうがやりやすいことに気づいたという。

番組では見事なFKを決める大分U-18時代のVTRも紹介。GKとして公式戦7ゴールを挙げたそうだ。彼の武器はフィールドプレイヤー顔負けの正確なロングフィード。ロングパス成功率はJ1ゴールキーパー最高の42.9%を誇る、リーグ屈指の名手だ。

前線を走る選手にピンポイントに合わせる姿は、まさに【最後方のゲームメイカー】。その「究極のワンプレー」が、16年の浦和レッズ 対 湘南ベルマーレの試合。西川選手はバックスピンを効かせたロングボールで関根選手のゴールをアシスト。埼玉スタジアムのキュッと止まりやすい芝を計算した会心のロングフィードが、5番目のエントリーとなった。

前園さんは5つの候補の中から、堂安&久保選手を期待値込みで「究極のワンプレーNo,1」に選定。だが今回はそれぞれエントリーされた選手に決定打がなく、なんだか物足りない内容。やはり日本を代表するレフティーと言えば中村俊輔選手だもんね。

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