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2022年 第150回全英オープンゴルフ

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「ゴルフの聖地」セントアンドリュース・オールドコースで開催されていた第150回全英オープンは、最終日に8バーディー、ノーボギーのプレーで64のビッグスコアを叩き出したキャメロン・スミス(オーストラリア)がメジャー初優勝を果した。

首位と4打差の3位でスタートしたスミスは、正確なショットと好調なパットを武器に最終ラウンドを猛チャージ。起伏に富むグリーンを多彩なパットの技術で攻略し、前半2つスコアを伸ばしたあとの後半は、10~14番を5連続バーディーと怒濤の追撃。

フェアウェイの狭い13番では1打目を狙い通りに運び、2打目をピン横5mにつけバーディー。スミスが「どちらも今大会最高のショット。あれで勝てるかもと思った」とラウンド後に振り返った会心のプレーだった。

首位で出たローリー・マキロイ(北アイルランド)を14番でかわして単独首位に立つと、17番で難しいラインを残したアプローチをナイスパットで凌いでパーセーブ。最終18番もバーディーで締めくくった。通算20アンダーの優勝は、タイガー・ウッズが記録した同コースでの大会記録を更新するものである。

かつて、アジアパシフィック選手権で松山英樹選手とアマチュアNo.1を競い合ったスミス選手。今季3勝目で米ツアーは通算6勝目。オーストラリア勢では93年のグレッグ・ノーマン以来、29年ぶりの全英制覇となった。

日本人選手では、桂川有人選手が通算5アンダーの47位タイ。松山英樹選手が通算2アンダーの68位タイという結果だった。

2000年のセントアンドリュース覇者、タイガー・ウッズは2日目通算9オーバーで予選落ち。最終18番でストーンブリッジを渡り、フェアウェイに向かうスーパースターにはギャラリーから万雷の拍手が送られた。「聖地」でのプレーはこれが最後になると覚悟していたようで、感慨の面持ちでコースをあとにしている。

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