フランス・リーグアンのスター軍団、パリ・サンジェルマンと川崎フロンターレの親善試合が20日に東京・国立競技場で行なわれ、パリSGが川崎に2-0と勝利した。
パリSGはメッシ、ネイマール、エムバペのMNMトリオが先発に揃い踏み。他にもセルヒオ・ラモス、マルキーニョス、ドンナルンマといったスター選手たちがスターティングメンバーに名を連ねる。
前半31分、エムバペのパスからメッシがフリーでボールを受け、キーパーをかわして打ったシュートが決まったかに思えたが、すかさずゴール前をケアしたチャナティップが寸前でクリア。
パリSGが大きなチャンスを逃したかに思えたが、その直後の32分、エムバペが巧みな切り返しからクロスを上げると、ファーサイドで待ち構えるハキムが折り返し。メッシが逆足の右で放ったシュートがDF登里の足に当たり、コースが変わってネットに吸い込まれた。
先制点を決めたメッシは、細かいタッチのドリブルで川崎の選手の間を難なくすり抜けるなど、さすがのキレ味。この日はトップ下でネイマールとエムバペを操り、二人が退いた後半もパス交換で起点となって追加点を演出した。
一方の川崎も何度かチャンスをつくり、後半の83分には左CKを弾き返されたところをキッカーの瀬古が再びクロス。これを途中出場の山村和也が頭でドンピシャに合わせてゴール。パリSGに一矢を報いている。
新国立競技場最多となる6万5千人の観客を楽しませたパリSG。このあと23日に埼玉スタジアムで浦和レッズと、25日にはパナソニックスタジアムでガンバ大阪との試合が行なわれる。
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