スポンサーリンク
スポンサーリンク

U-20女子ワールドカップ2022 決勝スペイン戦

スポンサーリンク
スポンサーリンク

FIFA女子ワールドカップ2022・コスタリカ大会の決勝が29日に行なわれ、前半にバタバタと失点した日本が1-3の敗戦。大会初の2連覇はならなかった。

サンホセのスタジアムに3万人近くの観客を集めた決勝は、4年前にフランスで行なわれた前回大会と同じ顔合わせのスペインと対戦。この時は日本が3-1の勝利を収めて優勝に輝いたが、今回は序盤からパスとドリブルを駆使するスペインに押し込まれる展開。

その前半の12分、1本の縦パスからカバーロの抜け出しを許して失点。今大会絶好調のカバーロ選手はこれで大会8得点目となった。

さらに22分、同じような形でパラルエロにDFラインを突破され、2失点目。27分にはPエリアでのパラルエロのトラップミスが、石川璃音りおんの手に当たりハンドの判定。これをパラルエロに決められ、日本は前半で3点をリードされてしまう。

ここで日本は3バックから4バックへシステム変更。するとようやくリズムを取り戻し、攻撃の形をつくって攻め込む時間が増えはじめる。

そして後半開始直後の46分、変化をつけたセットプレーからゴール前の混戦を生み、投入されたばかりの天野すずが最後に詰めて1点を返す。これで勢いづいた日本は、怒濤の反撃を開始。ほとんどボールを支配して何度も相手ゴールを脅かすが、守りを固めるスペインの粘りに得点が奪えない。

このまま試合は90分を過ぎ、日本の奮闘空しくタイムアップ。スペインの初優勝が決まり、ヤングなでしこ大会2連覇の快挙は果たせなかった。

このあと行なわれた表彰式では、準々決勝フランス戦、準決勝ブラジル戦の鮮やかなゴールなど、4得点を挙げて日本を決勝に導いた浜野まいか選手がゴールデンボール(大会MVP)とシルバーブーツ賞を獲得。3得点を挙げた山本柚月選手がブロンズブーツ賞を受けた。

だがなでしこジャパンにとってこの大会は1つの通過点に過ぎず、これから広がるであろう欧州勢との体格差をどう埋めるかが今後の課題だ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました