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女子プロゴルフ選手権 川崎春花選手が最年少優勝

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JLPGAのメジャー大会、日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯の最終ラウンドが11日に行なわれ、4位でスタートした19歳ルーキーの川崎春花選手が逆転勝利。ツアー初優勝を大会最年少記録で飾った。

首位の山下美夢有選手とは、4打差の4位タイでスタートした川崎選手。序盤はバーディパットが続けてカップに嫌われるなどガマンの展開、7番までパープレーで進んだ。

その停滞感を一変させたのは8番のパー4。ダフり気味に入ったPWの第2打が、グリーンを転がりまさかのチップイン。スコアを2つ伸ばし10アンダーとして前半を折り返すと、後半は伸び悩む上位陣を尻目に猛チャージを開始。

12番のパー5で確実にチャンスをモノにすると、そこから怒濤の4連続バーディ。15番で14アンダーまでスコアを伸ばし、優勝争いをする山下選手、森田遙選手をかわしてついに単独首位。そして17番では第2打をピン側につけてまたもバーディ。2打差とさらにリードを広げる。

最終18番のティーショットは浅いラフへ。そこから打ったセカンドショトはミスかと思えたが、ボールは運良くガードバンカーを越えてグリーンオン。最後は8mの距離を沈めて16アンダー、事実上のウィニングパットをバーディで決めた。

メジャー大会2連覇を狙う最終組の山下選手は、積極的に攻めるも勝負どころのパットが決まらず空回り。17番では絶好のバーディチャンスを逃すなど、スコアを伸ばしきれずに終わる。

こうして最終日を自己ベストの64で回った川崎選手が、2位に3打差をつけてのツアー初優勝。この春まで高校生だったルーキーが、まだあどけなさの残る顔で「信じられない」と喜びを語った。

19歳133日での日本女子プロ優勝は、14年の鈴木愛選手の20歳128日を更新する大会最年少記録。ツアー初優勝をメジャー制覇で飾るとともに、早くも3年間のシード権を獲得。次々とニューヒロインが誕生する女子ゴルフ界に、またひとり新星が現れた。

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