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パナソニックOP 蟬川泰果選手アマ優勝

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兵庫県・小野東洋GC開催の男子ゴルフツアー、パナソニックオープンの最終日が25日に行なわれ、首位でスタートした東北福祉大4年の蟬川泰果(せみかわ たいが)選手が通算22アンダーで優勝。アマチュア選手として史上6人目となるツアー優勝を果した。

前週優勝の大槻智春選手、ベテランの宮本勝昌選手とともに16アンダーの首位タイでスタートした蟬川選手。果敢にドライバーで攻める積極的なゴルフで優勝戦線をリードした。

前半でスコアを1つ伸ばすと、13番からは怒濤のバーディラッシュを展開。16番までの連続バーディーで、一時は4人が首位に並ぶ大混戦を抜け出した。

そして17番のパー3、ラインを外れてカップをなめたかと思えたロングパットが、吸い込まれるようにホールイン。5連続バーディーとなり、終わってみればこの1打が大きな意味を持つことになった。

2打差リードの首位で迎えた最終18番のパー4、右ラフから打ったセカンドショットがグリーンオーバー。緊張からかアプローチも寄らず2mのパーパットを残す。そこからのウィニングパットを左へ引っ掛けて苦笑いを浮かべるが、最後の30㎝を沈めて顔をクシャクシャにした。

グリーン側には、前年の同大会でアマチュア優勝を果し、プロデビュー戦を終えたばかりの中嶋啓太選手が待機。二人は抱擁で喜びを分かち合った。

蟬川選手は地元兵庫県出身の21歳。泰果という名前は、ハンディキャップ5とゴルフ好きの父親がタイガー・ウッズにちなんで付けたものである。

アマチュア選手のツアー優勝は、倉本昌弘(80年)石川遼(07年)松山英樹(11年)金谷拓実(19年)中嶋啓太(21年)に続いて史上6人目。年内にはプロデビューをする予定とのことで、さらなる活躍が期待される。

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