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元北朝鮮代表FW 鄭大世が引退

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川崎や清水で活躍

元サッカー北朝鮮代表FWの鄭大世(チョンテセ)さんが、28日に今季限りでの現役引退を発表した。

鄭大世さんは1984年3月生まれ(38歳)、愛知県名古屋市出身の在日コリアン3世。朝鮮大学蹴球部から06年に川崎フロンターレへ入団し、フィジカルの強さ武器とするFWとして活躍。コンスタントに2桁得点を挙げてレギュラーに定着する。

07年の東アジア選手権予選で北朝鮮代表に選出。09年に行なわれたW杯アジア最終予選にも参加し、同国44年ぶりとなる本大会出場決定に寄与した。

10年W杯・南アフリカ大会では2トップの一角として先発するも、ブラジル、ポルトガル、コートジボワールと強豪の揃う「死のグループ」に入ってしまい、3戦全敗で敗退。鄭大世はブラジル戦でアシストを記録するも、W杯44年ぶりの対戦となったポルトガル戦では、7-0の惨敗を喫してしまう。

W杯後、ブンデス2部のボーフムへ移籍。12年にはブンデス1部の1.FCケルンでプレーした。しかし目立った活躍を残せず、13年にはKリーグの水原三星に移籍する。

15年には日本に戻り、清水エスパルスへ入団するもJ2降格。しかし16年にはJ2で得点王となる26ゴールを記録して、1シーズンでのJⅠ復帰に貢献した。

そのあとアルビレックス新潟でのプレーを経て、21年1月にはJ2町田ゼルビアに移籍。今シーズンはここまで34試合6ゴールの成績を残していた。

追記:

6日に行なわれた会見では「ここでやめるのが美しいと思って決断した。すっきりしている」と語り、今後は韓国で芸能活動をするとのこと。Kリーグ水原在籍時代から韓国の芸能事務所に所属、テレビ番組にレギュラー出演していたという。またサッカー解説をしながら、将来は監督を目指すと抱負を述べている。

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