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「令和4年度 NHK新人お笑い大賞」

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審査員は独特の人選

令和4年度、NHK新人お笑い大賞が30日に開催。東京・大阪で行なわれた予選会には285組が参加し、その中から選ばれたフースーヤ、パーティーパーティー、スパイシーガーリック、紅しょうが、10億円、トンツカタン、隣人、オダウエダの8組が、お笑い若手No,1の座を懸けてネタの真剣勝負を繰り広げた。

会場となった東京・霞ヶ関イイノホールには、大きく間隔を取りながら6分の客入り。審査員には、西川きよし、渡辺正行、久本雅美らいつもの顔ぶれに加え、中川家・剛、よゐこ・濱口、2丁拳銃・小堀、ふかわりょうといった独特の人選による7人。

4組ずつがA、Bブロックに別れ、それぞれの1位が決勝を戦う形式で大賞が争われた。

Aブロックの顔ぶれ

Aブロックのトップバッターはフースーヤ。元気のいいギャク漫才でアピールするも、今ひとつ会場は暖まらず。2組目パーティーパーティーも、観客との寒暖差が埋まらないまま漫才ネタが終了してしまった。

3組目に登場したのはコントのスパイシーガーリック。ゾンビに追われる緊迫の設定で、エスカレータのパントマイムで笑わせるというアイデアが秀逸。緩急を使った笑いで観客の心を掴んだ。

Aブロックの最後は、「THE W」の常連としてもお馴染みの紅しょうが。実力派らしく安定の漫才で楽しませるが、新味が感じられなかったのはしょうがないところか。

ということで、Aブロックは審査員の4票を得たスパイシーガーリックが決勝戦進出となった。

Bブロックの顔ぶれ

Bブロックのトップバッターは10億円。独自の個性による漫才はそれなりに面白かったが、少し決定打に欠けた印象。続いて現れたのはお馴染みのコントトリオ、トンツカタン。インコをうまく使ったネタでさすがのキレ味を見せた。

お次は、去年コロナ感染により出場辞退を余儀なくされた隣人が満を持しての登場。喉ハーモニカとお腹タンバリンによるバラードは、バカバカしさの旋律を巻き起こして観客に大ウケ。狙い通りの笑いをとった。

トリオを飾るのは、「THE W」女王のオダウエダ。だが彼女たちの世界観が西川きよし師匠には伝わり難かったらしく、トンチンカンなご感想。それでもアウェーの状況で健闘した。

ということで、Bブロックは審査員の4票を獲得した隣人が決勝へ勝ち上がった。

大賞はスパイシーガーリック

決勝ステージは、スパイシーガーリック「幽霊の幻覚に怯える男」ネタと、隣人「料理人の帽子」ネタのコント対決。そして今年の大賞には、審査員からの満票を集めてスパイシーガーリックが選出。歴史ある大会に名を刻んだ。

スパイシーガーリックが光ったのは、やはり設定の上手さ。特に1本目のネタの面白さが栄冠に繋がった。一方の隣人は、2本目のネタがややズベリ気味だったのが残念。

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