スポンサーリンク
スポンサーリンク

カタールW杯 準々決勝

スポンサーリンク
スポンサーリンク

カタール・ワールドカップの準々決勝が9日と10日に行なわれ、準決勝を戦う4チームが出揃った。

ブラジル対クロアチアの試合は、0-0のまま延長戦に突入。延長前半のアディショナルタイムにネイマールが鮮やかなゴールを決め勝利の見えてきたブラジルだが、延長後半の終了直前、モドリッチが起点となってクロアチア起死回生の同点弾。勝負はPK戦へともつれ込んだ。

日本のPK3本を止めたクロアチアGKリバコビッチが、このPK戦でも貫禄のセーブを連発。ブラジルの1人目と4人目をみごとに阻止し、2試合連続のPK戦勝利。ブラジルの攻撃にさらされながらも驚異的な粘りを発揮し、前大会に続くベスト4進出を果した。

続いてアルゼンチンとオランダの対戦。アルゼンチンはメッシの1ゴール1アシストで主導権を握り、勝利を確実にしたかと思えたが、終盤オランダのパワープレーで1分を返されると、終了直前にはFKの場面から意表を突くトリックプレーで失点。土壇場で追いつかれ延長戦に持ち込まれてしまう。

このあと延長を戦っても得点は生まれず、勝負の行方はPK戦へ。アルゼンチン守護神のE・マルティネスがファン ダイクらオランダの2人を止め、コーチを含め両軍に警告18枚が乱れ飛んだ乱戦を制した。

注目の一戦となったのはポルトガルとモロッコの試合。前半42分、モロッコは華麗なパスワークで相手陣営に攻め込むと、左サイドからのクロスにFWネシリが超人的ジャンプ。キーパーさえ届かない高い打点のヘディングシュートを叩き込んだ。

後半ポルトガルはクリスティアーノ・ロナウドを投入するも、ここまで1失点と堅守を誇るモロッコのハードワークに阻まれ無得点。1-0と接戦をモノにしたモロッコが、アフリカ勢初となる4強入りの快挙を成した。

事実上の決勝戦と言われたフランスとイングランドの対戦は、前半17分にチュアメニのスーパーゴールでフランスが先制。だが後半9分、イングランド主将のケインがPKを豪快に決めて1-1。期待通り互角の勝負が繰り広げられた。

後半33分、グリーズマンのクロスからジルーが頭で叩き込んでフランスが勝ち越し。39分にはイングランドがPKを獲得し、再びケインがゴールを狙うも、強く蹴ったキックは無情にもクロスバーの上へ。イングランドは痛恨のPK失敗で絶好の同点機を逃してしまう。

このあとフランスが相手の猛攻を凌ぎ、2-1の勝利。この日エースのエムベパは不発だったが、他の若手とベテランが噛み合っての準決勝進出。ベンゼマら主力を故障で欠きながら、世界王者の底力を見せつけた。

こうして準決勝の対戦は、アルゼンチン vs クロアチア、フランス vs モロッコと決定。メッシの世界タイトル獲得となるか、クロアチア悲願の初優勝となるか、フランスの大会連覇となるか、モロッコが奇跡を起こすか、いずれの戦いも興味が尽きない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました