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令和5年度 第101回 全国高校サッカー選手権大会決勝

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令和5年度、第101回全国高校サッカー選手権大会の決勝が9日に行なわれ、岡山学芸館が東山を3-1と下し、全国3883校の頂点に立った。

2大会連続5度目の出場となる岡山学芸館と、前大会ベスト8入りした東山はともに初の決勝進出。京都府勢として55大会ぶりの優勝を狙った東山だが、健闘虚しく栄冠を掴むことが出来なかった。

岡山学芸館は序盤に守備を固め、東山にボールを保持されながらも粘り強く対応。その25分、MF田口裕真のパスからFW今井拓人が右サイドを抜け出し、Pエリアに切り込んでのクロスが相手DFの足に当たってオウンゴール。スター選手のいない雑草軍団が先制した。

だが前半終了直前の44分、東山FW北村圭児朗のパスからMF真田蓮司が鮮やかなボレー弾。試合は1-1の同点でハーフタイムを折り返す。

後半に入ると、岡山学芸館は積極的に前へ仕掛けての攻勢を試みる。サイド攻撃の繰り返しでペースを掴み始めた52分、田口裕真の放った左クロスに、MF木村匡吾が頭で叩き込んで勝ち越し弾。再び東山から主導権を奪った。

追いつきたい東山は、セレッソ大阪入りが内定しているMF坂田澪哉れいやを中心に反撃を開始。69分には左サイドからのクロスに坂田が頭で合わせるも、惜しくもクロスバーに弾かれ同点とはならなかった。

そして試合終了が近づいた85分、ロングスローからのこぼれ球を木村匡吾が蹴り込んでこの日2点目。このまま逃げ切った岡山学芸館が3-1と勝利し、岡山県勢初となる全国高校選手権優勝を成し遂げた。

日本代表MF鎌田大地の母校として注目された東山だが、エースの坂田がシュート1本と攻撃が空回り。悲願の全国制覇はお預けとなった。

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