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富士フイルム・スーパー杯2023 横浜M 対 甲府

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Jリーグの23年シーズン到来を告げる富士フイルム・スーパーカップが11日に国立競技場で行なわれ、昨季J1王者の横浜Fマリノスが天皇杯優勝のヴァンフォーレ甲府を2-1と破り、初優勝を果した。

この試合から全席での声出し応援が解禁され、5万人余りの観客を集めたスタジアムには大きな声援が鳴り渡った。

横浜は昨季リーグMVPの岩田智輝、FWの仲川輝人がオフに移籍。ベストイレブンGKの高丘陽平も海外移籍交渉のためチームを離脱と、新チームの編成に一抹の不安を抱えてゲームに臨んだ。その前半の30分、水沼宏太のパスをアンデルソン・ロペスが中央へはたき、素早く詰めたエウベルが流し込んで先制点を奪う。

リードを許してしまった甲府だが、格上相手に臆せず攻撃。前半終了直前の44分にはエドゥアルド・マンシャの縦パスに抜け出した鳥海芳樹が折り返し。これをピーター・ウタカが落ち着いて流し込むも、副審はオフサイドの旗を上げた。

ここで今季から新たに導入された「オフサイドラインの3D化」システムが発動。5分間に及ぶ審議をへて、ウタカがオフサイドに関与していなかったとしてゴールが認められた。

1-1で迎えた後半の61分、横浜DFの角田涼太朗が最終ラインからボールを持って駆け上がり。ゴール前でパスを受けたロペスのシュートがポストで跳ね返り、いち早く反応した西村拓真が流し込んで勝ち越し弾。

後半アディショナルタイムには山形のジェトゥリオがネットを揺らすが、これは明らかなオフサイドでノーカウント。横浜が2-1と逃げ切り、スーパー杯6度目の挑戦にして初のタイトル獲得。これで17日のJ1開幕戦、川崎フロンターレ戦への弾みをつける好スタートを切った。

一方惜しくも敗れてしまった甲府だが、内容は決して悪くなく、J1復帰に向けての手応えがあったゲームだったと言えるだろう。

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