サッカー日本代表とウルグアイ代表の国際親善試合が24日に国立競技場で行なわれ、第二次森保ジャパンの初戦は1-1のドロー発進となった。
日本のスターティングメンバーは、GKシュミット・ダニエル、CB板倉滉、瀬古歩夢、右SD菅原由勢、左SB伊藤洋輝、ボランチ遠藤航、守田英正、2列目右に堂安律、中央に鎌田大地、左に三笘薫、ワントップ浅野琢磨の顔ぶれ
前半2分、鎌田のパスを受けた三笘がドリブルで左サイド約50mを独走。シュート直前に相手DFのタックルで阻まれてしまったが、いきなり満員の国立競技場を沸かせた。そして21分には菅原のスルーパスから浅野が決定機を迎えるなど、日本ペースで試合は進む。
だが38分、レアル・マドリードで活躍するバルベルデにシュートの跳ね返りを押し込まれて失点。日本は1点のビハインドを負ってハーフタイムを折り返す。
後半の54分、自陣からドリブルで抜け出した三笘が浅野へラストパス。だがウルグアイDFに上手く対応され、シュートは簡単に防がれてしまった。
古豪ウルグアイの老練な守備に苦しむ日本。森保監督は状況を打開すべく、61分には浅野と堂安に代えて上田綺世と伊東純也を投入。するとその65分、上田とのパス交換で抜け出そうとした伊東が倒されPK判定。だがVARの介入により、ファールは無かったとしてPKは取り消されてしまう。
74分には守田と鎌田に代えて田中碧と西村拓真を投入。その直後の75分、菅原のパスを受けた伊東が快足を飛ばして右サイドを突破。中央へ放ったクロスに飛び込んだ西村がファーストタッチでの同点弾を叩き込む。
40分にはゴール前の混戦からトーレースにあわやのシュートを打たれるも、ここはクロスバーに救われ事なきを得る。このまま試合は1-1で終了し、第二次森保ジャパンの初陣はドローとなった。
ベテラン不在のDF陣で、初先発の瀬古と菅原が安定したプレーで森保監督にアピール。期待の西村も結果を出し、選手層の厚みを見せた。次戦は28日に、ヨドコウ桜スタジアム(大阪市)でコロンビア戦が行なわれる。
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