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2023年マスターズ・トーナメント最終日

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男子ゴルフの2023年度メジャー大会初戦、マスターズ・トーナメントの最終日が現地時間の9日に行なわれ、スペインのフィリップ・ラームが初優勝を果した。

2日目、3日目と悪天候に見舞われた今年のマスターズ。快晴となった最終日の朝には順延された前日の残りラウンドが行なわれ、ブルックス・ケプカ(アメリカ)とジョン・ラーム(スペイン)がそれぞれスコアを落としながらも2打差の1位と2位。21年度チャンピオンの松山英樹はスコアを伸ばして5位へと浮上し、グリーンジャケットを争う戦いに加わった。

初のマスターズ制覇を狙う首位スタートのケプカだが、最終ラウンドはショットが不調。前半で3ボギーを叩いて首位から転落すると、後半もスコアを伸ばせず2位タイにとどまった。LIVゴルフを主戦場とするケプカだが、しばらく真剣勝負の場から離れていた影響が出たようだ。

2位スタートのラームは、集中を切らさず落ち着いたプレー。前半を2バーディー、1ボギーで回って首位に立つと、後半も着実に2バーディーを重ねて隙を見せない内容。最終18番もティーショットを大きく左に曲げながらパーセーブ。最終日を69で回って逆転による初優勝を成した。

優勝したラームは、スペイン選手としてはセベ・バレステロス、ホセ・マリア・オラサバル、セルヒオ・ガルシアに続く4人目のチャンピオン。奇しくもこの日は、12年に54歳で亡くなったバレステロスの命日でもあった。

一方、上位進出が期待された松山選手だが、グリーンを狙うアイアンショットが安定せず、肝心な場面でのパットも決まらない。最終ラウンドはこれといった見せ場もなく、75と崩して16位タイフィニッシュ。不安を抱える首痛の影響は隠せなかった。次戦のメジャー大会である5月の全米プロでは、コンディションを整えての巻き返しが期待される。

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