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バンテリン・レディースOP 岩井明愛が初優勝で双子V

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16日にKTT杯バンテリン・レディース・オープン(熊本空港CC)の最終日が行なわれ、2位でスタートした岩井明愛あきえが逆転による初勝利。昨年ツアー2勝の妹・岩井千怜ちさととの史上初となる双子優勝を果した。

最終日を首位・申ジエと1打差の2位でスタートした岩井選手。アウトの6番でこの日初めてのバーディーを奪うも、7番、8番とたて続けにボギー。前半で1つ伸ばした申ジエとは3打差を付けられてしまう。

それでもバックナインに入った10番でバーディーを奪取すると、続く11番のパー5では申ジエが強風によるトラブルに見舞われて、まさかのダブルボギー。7アンダーで二人が並ぶ。さらに13番のショートホールでも申ジエがボギーとなり、パーをキープし続けた岩井が単独首位へと躍り出た。

岩井はチャンスの場面でパットが決まらずスコアを伸ばせずも、好調なショットに支えられて安定した内容。後半はピンチらしいピンチも無く、首位を保ったまま最終ホールを迎えた。

そして最終18番のロングホールは、慎重に2打目を刻んだ申ジエに対し、1打をリードする岩井は果敢な池越えによる2オン狙い。これは惜しくもグリーンを外すが、3打目のアプローチでピン2mに寄せる。

3オンの申ジエは長いバーディパットを決めきれずパー。岩井もバーディパットをわずかに外すが、短いウィンニングパットを沈めての逆転勝利。ホールアウト後ギャラリーサイドで見守っていた妹の千怜とともに、ツアー初優勝の喜びをわかち合った。

姉妹によるツアー優勝は、福嶋晃子・浩子、堀奈津佳・琴音に続く3組目。双子姉妹としては史上初となる快挙だった。海外でも双子のホーイル兄弟が21年の欧州ツアーで達成したのみという、珍しい記録となった。

「本当にうれしい。千怜が初優勝して、自分も優勝できるのかなと思っていた。信じられない気持ちです」と初Vの感激を語る岩井明愛選手。

将来的にはツインズによる米ツアー挑戦も視野に入れているとのことで、今後の活躍が注目される。

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