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イニエスタ惜別マッチ V神戸 × バルセロナ

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ヴィッセル神戸とバルセロナの親善試合が6日に行なわれ、7月での神戸退団が決まっているアンドレス・イニエスタが古巣相手に先発出場。日本で最後となる雄姿を披露した。

会場となった国立競技場は、イニエスタが神戸の主将として20年天皇杯初優勝に導いた思い出の場所。試合前には、4季ぶりのラ・リーガ制覇を果したバルセロナの監督で、ともにクラブとスペイン代表の黄金期を支えた盟友でもあるシャビと抱擁をかわす場面も見られた。

日本に着いて直ぐの試合と、強行日程のバルセロナは若手中心のメンバー構成。それでも今季リーグ得点王のレバンドフスキが先発のピッチに姿を現す。

雨の中で始まったゲームは序盤からバルセロナが積極的に仕掛け、開始2分にはパブロ・トーレのシュートが右ポストを直撃。11分にもトーレがあわやのシュートを放つ。

そして16分、トーレのスルーパスにケシエが抜けだし、冷静にゴールを決めてバルセロナが先制。さらにその3分後、左CKからエリック・ガルシアが頭で叩き込んで追加点。スペイン王者の迫力を見せつけた。

対する神戸もイニエスタを中心に反撃。前半10分には左サイドから糸を引くようなスルーパスでチャンスを演出。31分には鋭い振り抜きからサイドネットを揺らし、惜しいシュートで見せ場をつくる。

その4分後には右CKをFWリンコンの頭にドンピシャで合わせ、前半終了直前には斎藤未月とのワンツーから巧みなシュート。イニエスタが往年の輝きで攻撃を牽引するも、GKイニャキ・ペーニャの好守に阻まれいずれも得点とはならなかった。

試合はバルセロナ2点のリードで折り返し、一進一退の攻防が続いた後半の80分にイニエスタがピッチを退くと、国立競技場のスタンドからはレジェンドとの別れを惜しむ拍手が送られた。

後半は両チームいくつかのチャンスがありながらもスコアは動かず、前半でリードしたバルセロナが勝利。試合後は主役のイニエスタを真ん中に置き、バルセロナと神戸の選手が集まっての記念撮影が行なわれた。

現役続行を希望するイニエスタの移籍先として注目されるのが、サウジアラビアやカタール、UAEなどの中東クラブ。特にサウジアラビアは、1月にアルスナスルがクリスティアーノ・ロナウドを獲得。ライバルのアルヒラルはメッシに超高額のオファーを提示し、レアル・マドリードを退団したベンゼマとは2年契約で合意したと伝えられている。

また今季限りでバルセロナを退団するブスケスとジョルディ・アルバもサウジアラビア行きの可能性が浮上。ベッカムが共同オーナーを務めるMLSのマイアミも、イニエスタ獲得に意欲を見せていると噂され、今後の動向に目を離せない。

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