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FIFA女子W杯 日本 vs スペイン

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1次リーグ最終戦となる日本 対 スペインの試合が31日にウェリントン・リージョナル・スタジアム(ニュージランド)で行なわれ、なでしこジャパンが強豪を相手に4-0の完勝。グループ首位でのベスト16進出を決めた。

得失点差で2位の日本は、前のコスタリカ戦から先発5人を入れ替え。3バックの右には高橋はなが入り、ボランチに長野風花、左サイドに遠藤純、右インナーに宮澤ひなた、ワントップに植木理子が起用された。

得意のパス回しでボールポゼッションを高めるスペインに対し、日本はブロックを敷いた守備で対抗。素早い囲い込みでと的確なカバーで攻撃の芽を摘むと、相手ライン裏のスペースを狙ってのカウンターを窺う。

その前半の12分、熊谷紗希を起点に左サイドに張る遠藤が素早く前線へ展開。手前を走る植木がDFを引きつけ、裏へ抜け出した宮澤が左足で流し込んでゴール。日本のファーストシュートによる先制点だった。

さらに29分、中盤でのパスカットから宮澤が俊足を飛ばしての速攻。パスを受けた植木がPエリアで切り返してシュートを放つと、DFの伸ばした足でコースが変わってゴールイン。早い時間での追加点が生まれた。

その10分後、センターラインでボールを奪った日本が一気の攻め挙がり。植木のパスに反応した宮澤が右足を振り抜き3点目を叩き込む。こうして少ないチャンスを生かしたなでしこジャパンが、大きなリードを得て前半を折り返す。

後半も日本が良いリズムを保ったままゲームを進め、終盤の82分にはスローイングの流れから途中出場の田中美南が軽快に切り込んでのシュート。ネット右隅上へ突き刺す鮮やかなゴールで試合を締めた。

こうして4-0と快勝したなでしこジャパンが、3戦全勝での首位突破。誰が出場しても戦術が機能する層の厚さと高い組織力を見せつけ、3試合11得点無失点という見事な内容。決勝トーナメントの戦いに期待値が上がった。

8月5日に行なわれる決勝トーナメント1回戦の相手は、A組2位のノルウェー。上位進出を狙う日本にとって試金石となるゲームだ。

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