26日、パリ五輪を目指す女子サッカー・アジア2次予選の初戦が集中開催地のウズベキスタンで行なわれ、C組の日本はインドに7-0の大勝。順調に白星スタートを切った。
先発はGK平尾知佳、CB高橋はな、石川璃音、右SB守屋都弥、左SB三宅史織、アンカーに熊谷紗希、ダブルボランチに長谷川唯、杉田妃和、右インサイドに猶本光、左インサイドに中嶋淑乃、ワントップ田中美南の顔ぶれ。
試合は開始17分、中嶋がボックス左からゴールファーサイドに叩き込んで先制。先日活躍したアジア大会はフル代表戦ではなかったため、国際Aマッチ2試合目にしてのなでしこジャパン初ゴールとなった。
このあとも日本が主導権を握って攻め続けるが、11人全員が引いて守るインドを攻めあぐね、追加点のないまま前半を折り返す。
それでもハーフタイム直後の46分、守屋の右クロスに中嶋が合わせてこの日2点目。ここから日本のゴールラッシュが始まる。
53分には縦パスを受けた田中のポストプレーから、後半に投入された林穂之香が決めて追加点。直後の54分にも、長谷川に代わって入った清家貴子のクロスに田中が頭で合わせて4点目。56分も田中のパスから守屋がミドルシュートを叩き込む。わずか10分余りで4得点という怒濤の攻撃で、早くもインドを突き放した。
さらに72分、分厚く人数をかけた崩しから最後は清家が6点目。81分にも中嶋の折り返しに猶本が飛び込んで、ダメ押しの7点目を叩き出した。アディショナルタイムにはセットプレーの場面からあわやのピンチを迎えるが、石川が相手のシュートを防いで無失点に抑える。
この日2得点2アシストと活躍した中嶋淑乃選手は、負傷した藤野あおば選手に代っての追加招集。なでしこ攻撃陣の層の厚さを見せた。
このあと29日にはC組のウズベキスタン戦、11月1日にはベトナム戦が組まれている。
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