11日、FIFA U-17ワールドカップ2023・インドネシア大会のグループステージC組初戦が行なわれ、日本はポーランドに1-0の勝利。幸先の良い白星スタートを切った。
日本の先発はGK後藤亘(FC東京U-18)、CB本多康太郎(湘南U-18)、土屋櫂大(川崎F U-18)、右SB松本遥翔(鹿島ユース)、左SB小杉啓太(湘南U-18)、ボランチ永野修都(FC東京U-18)、中島洋太朗(広島ユース)、右サイドハーフ名和田我空(神村学園高)、左サイドハーフ吉永夢希(神村学園高)、2トップに井上愛簾(広島ユース)、徳田誉(鹿島ユース)を並べた4-4-2の布陣。
立ち上がりから攻勢をかける日本。8分にはロングボールで抜け出した井上が相手GKと1対1のチャンスを迎えるが、シュートはゴール枠を右に外して先制ならず。さらに27分には小杉のパスを受けた井上がダイレクトでシュート放つも、枠を捉えられずチャンスを逃した。
このあとポーランドに押し込まれる時間帯が増えるが、守護神の後藤やCBの本多、土屋ら守備陣の奮闘もあって決定機を防ぐ。しかし日本はパスミスやボールコントロールミスでリズムを失う場面が多く、スコアレスのまま前半を終える。
後半開始には永野に代えてMF山本丈偉(東京Vユース)を投入。試合は日本がペースを掴みかけるが、雨あしが強くなり69分に中断。約18分後に試合が再開されると、徳田と名和田に代え、FW道脇豊(熊本)と高岡伶颯(日章学園高)をピッチへと送り込んだ。
その76分、道脇の落としから高岡が左足を振り抜き、豪快にネットを突き刺さすゴール。交代選手の活躍で、ついに日本に待望の先制点が生まれた。
主導権を握った日本は優位に試合を進めるが、アディショナルタイムに入った90分にあわやのシュートを打たれる。だがここはGK後藤が鋭い反応で防ぎ、最後93分のピンチも凌いで1-0の勝利。上位を狙うヤングジャパンが好スタートを切った。
次戦は14日のアルゼンチン戦。難敵相手の好ゲームが期待される。
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