外国映画

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マイケル・チミノ監督「ディア・ハンター」

それまでタブーに近かったベトナム戦争を取り上げ、非人間的な戦場の苛酷さがもたらした心の荒廃と男たちの友情を、重厚な映像で描くヒューマンドラマ。アメリカ社会の暗部もえぐったこの作品は、公開されると大きな話題を呼び、第51回アカデミー賞で・・・
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マルクス兄弟「我が輩はカモである」

マルクス兄弟主演の喜劇映画でナンセンス・コメディの最高傑作。そのシュールでアナーキーな笑いは、もはや喜劇というより前衛作品といった趣きだ。『チャップリンの独裁者』より7年も前に、当時台頭してきたヒトラーを風刺。第二次世界大戦を暗示した・・・
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映画「明日に向かって撃て」

実在した二人組の強盗ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドを題材にしたモダンタッチの西部劇。アメリカン・ニューシネマの台頭を決定づけた作品である。監督ジョージ・ロイ・ヒル、出演はポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、キャサリン・ロス。
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デビッド・ウォーク・グリフィス「イントレランス」

“映画の父” と呼ばれるデビッド・ウォーク・グリフィス監督が、巨額の製作費と斬新な映画技法を駆使して創った記念碑的超大作。先史時代から現代に至る4つの時代をまたいだ「不寛容(イントレランス)」が起こす悲劇を描いた物語。主演リリアン・ギッシュ。
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アンリ=ジョルジュ・クルーゾー「恐怖の報酬」

中南米に流れてきた男たちが危険なニトログリセリンを運ぶ恐怖と緊張の道行きを、アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督が人間ドラマを交えて描いたサスペンス映画の傑作。山の中の悪路を走るトラックがいつ爆発するかというスリルと恐怖は圧倒的で、この・・・
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セルゲイ・M・エイゼンシュテイン「戦艦ポチョムキン」

当時27歳の才気溢れる監督、セルゲイ・ミハイロビッチ・エイゼンシュテインが、自身のモンタージュ理論を実践してつくりあげた歴史的なプロパガンダ実験作品。この映画が後世に与えた影響は計り知れず、ことに「オデッサ階段」の有名な虐殺シーンは、・・・
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アンジェイ・ワイダ監督「灰とダイヤモンド」

ポーランドの作家イェジ・アンジェイェフスキが、48年に発表した小説を映画化した作品。この前年、『地下水道』(カンヌ国際映画祭・批評家連盟賞を受賞)でセンセーショナルに登場したポーランドの社会派監督アンジェイ・ワイダが、続けて放った問題作だ。
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映画「風と共に去りぬ」

マーガレット・ミッチェルのベストセラー小説を映画化したアメリカ南北戦争時代のメロドラマ大河。総製作費600万ドル、当時としては画期的な全編テクニカラーで撮影され上映時間も3時間40分余りに及ぶハリウッド超大作である。主演ヴィヴィアン・リー。
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ジャン = リュック・ゴダール「勝手にしやがれ」

フランソワ・トリュフォーの原案をもとにクロード・シャブロルが技術協力、これまでの映画の常識や文法といったものをことごとく破壊しつつ、映画の可能性を無限に追求していくジャン = リュック・ゴダールの長編デビュー作であり、彼がその名を広める・・
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サム・ペキンパー「ワイルドバンチ」

西部開拓史上最強の強盗団、ワイルドバンチを主役に、滅びの美学を凄絶なヴァイオレンスで描いた異色の西部劇。65年の『ダンディ少佐』以来4年ぶりにメガホンを取ったサム・ペキンパー監督が、渾身の思いでつくった代表作だ。ウィリアム・ホールデン主演。
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ヴィットリオ・デ・シーカ「自転車泥棒」

戦後イタリアのネオリアリズモ(新現実主義)映画が生んだ不朽の名作。父と幼い息子が盗まれた自転車を探すというシンプルなストーリーだが、物語に漂う真実味が観客の心を打つ。デ・シーカ監督は撮影のすべてに実景を用い、狭い室内にカメラを持ち込んで・・
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チャールズ・チャップリン「街の灯」

“喜劇王” と呼ばれたチャールズ・チャプリンが主演・監督・脚本・製作・編集を務めた、哀愁あふれる喜劇映画の傑作。前作『サーカス』から3年間もの紆余曲折を経て、チャップリンが完成させた作品である。この頃サイレント映画はほとんど作られなく・・・
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