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元日本代表FW高原直泰 今季限りで現役引退

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名FWの引退発表

元日本代表FW高原直泰さん(44)の今季限りでの現役引退が、8月31日に代表取締役と監督を兼任する沖縄SV(JFL)を通して発表された。

沖縄SVは2016年に自らが創設(柔道の野村忠宏さんらと共同出資)したクラブ。当クラブの公式サイトでは「ここまで多くの方々に支えられて選手を続けることができ、幸せな選手生活でした。本当にありがとうございました。選手としての残りの時間を全力で楽しんでいきます」と本人からの報告がなされている。

引退については今シーズンを終える頃にまた改めて詳しい説明がされる予定で、代表取締役と監督はそのまま継続されるとのこと。現在JFL最下位と苦境にあるチームを、最後までストライカーとして牽引するそうだ。

ジュビロ磐田でリーグ得点王とMVP

高原さんは1979年生まれの静岡県三島市出身。88年には清水東高校からジュビロ磐田へ入団し、J開幕戦(京都サンガ戦)で初出場・初ゴールを記録して注目される。

01年にジュビロのJ1ファーストステージ優勝に貢献すると、同年8月にはアルゼンチンのボカ・ジュニアーズへ期限付き移籍。だが初めての海外挑戦は結果が残せず、02年にはジュビロへ復帰。26ゴールを挙げる活躍でチームをJ1リーグ優勝に導き、得点王とリーグMVPに輝く。

このあとドイツのブンデスリーガへ挑戦し、ハンブルガーSVやフランクフルトでプレー。06-07シーズンには11ゴールを決めるなど活躍し、「スシ・ボンバー」のニックネームで呼ばれた。

「黄金世代」のエース

代表ではU-16世代から小野伸二、稲本潤一ら「黄金世代」の仲間とともに世界大会で活躍。99年のワールドユース選手権(現U-20W杯)では準優勝という実績を残し、2000年のシドニーオリンピックでは32年ぶりとなるベスト8進出に大きく貢献する。

万能型FWとしてA代表にも定着するが、エースとして活躍が期待された02年日韓W杯の直前にエコノミークラス症候群を発症。無念のメンバー落ちとなった。

「黄金世代」がピークを迎えた06年ドイツW杯は満を持して出場するも、グループ敗退を喫したチームの不調に合わせるようにノーゴール。07年のアジアカップに出場したあと、不調に陥り代表に呼ばれることなくなった。国際Aマッチは57試合に出場、23ゴールを挙げている。

08年にはJリーグに復帰し、浦和レッズでプレー。その後は活躍の場を下位クラスに落としながらも長く現役を続け、J1、J2、J3、JFL、地域リーグ、都道府県リーグの全カテゴリーでゴールを記録。生粋のストライカーとして26年間の現役生活を貫いた。

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