170㎝と小柄ながらスピード、テクニック、スタミナに優れ、正確なタックルで鮮やかにボールを奪った。秀でたインテリジェンスで攻守の要となり、機を見たオーバーラップで攻撃参加。高い精度のクロスでチャンスをつくった。ピッチの左右をこなせる万能型として世界屈指のサイドバックと呼ばれたのが、フィリプ・ラーム( Philipp Lahm )だ。
名門バイエルン・ミュンヘンの生え抜きとして長く活躍。卓越したリーダシップで2011年からはキャプテンの重責を担い、バイエルンの黄金期を支えた。また1シーズンをフルタイムで戦う鉄人ぶりでも知られ、そのタフさから「マジック・ドワーフ(魔法の小人)」と呼ばれた。
ドイツ代表でもチームの主軸として活躍。自国開催となった06年W杯では、初戦のコスタリカ戦で鮮やかなミドルシュートを叩き込み、一躍その名を世界に知らしめた。10年W杯では急遽キャプテンを務めながらドイツをベスト4に導き、14年W杯では不動のリーダーとしてチームを牽引。4度目となる優勝に貢献した。
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