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ルヴァンカップ2023決勝 アビスパ福岡が初優勝

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4日、JリーグYBCルヴァンカップ2023の決勝が満員の国立競技場で行われ、初優勝を目指すアビスパ福岡が、7年ぶりの制覇を狙う浦和レッズに2-1の勝利。念願のクラブ初タイトルを獲得した。

試合はさっそく動き、開始5分にはMF紺野和也が右サイドから仕掛けて高速クロス。そこへ飛び込んだMF前寛之が右足で合わせて先制点を叩き込む。本職はボランチの前選手だが、この日はシャドーストライカーの位置で長谷部茂利監督の起用に応えた。

その後もアビスパは、持ち前の堅守速攻を愚直に実行。前半アディショナルタイムの49分には、またも紺野の股抜きクロスから、DF宮大輝が左足ダイレクトで押し込んで追加点。福岡が2点をリードしてハーフタイムを折り返す。

後半54分、DFドウグラスがPエリアで倒され、福岡がPKのチャンスを獲得。これを沈めれば決定的な3点目となるところだったが、FW山岸祐也のキックは浦和守護神・西川周作にコースを読まれて失敗。その直後にはピンチを逃れた浦和の反撃でゴールを脅かされるも、福岡が必死の守りで失点を防ぐ。

だがその67分、浦和キャプテン酒井宏樹のロングクロスを、交代したばかりの明本孝浩が胸トラップで収めて豪快なシュート。福岡の堅守を破られ1点差に迫られる。

このあと浦和の猛攻をハードワークで凌ぎ続ける福岡。79分にはFWカンテのロングシュートを、福岡守護神・永石拓海がパンチングでセーブ。後半終了直前の95分にもカンテにあわやのシュートを打たれるが、これは左ポストを直撃して難を逃れた。

こうして2-1と逃げ切ったアビスパ福岡が、ルヴァンカップ初優勝。かつては経営危機に陥り、昇格と降格を繰り返して「エレベータークラブ」と揶揄された弱小チームが、Jリーグ屈指のビッグクラブを打ち破って初のタイトル戴冠となった。

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