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全英女子OP 渋野選手が首位に1打及ばずの3位

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7日に全英女子オープンの最終ラウンドが行なわれ、19年大会ぶりの優勝を狙った渋野日向子選手が、首位に惜しくも1打及ばず単独3位。日本人選手初の海外メジャー2勝目はお預けとなった。

首位のアシュリー・ブハイ選手(南アフリカ)とは、5打差の2位タイでスタートした渋野選手。出だしの2番でバーディーを奪って3打差とするも、3番、4番でカップに嫌われ連続ボギー。それでも5番のパー5は追い風に助けられて2オンさせると、下りのラインを沈めて見事イーグル奪取。優勝争いに踏みとどまった。

8番でボギーを叩くも9番でバウンスバック。前半を1アンダーで折り返し、後半の難しいホールをパーで凌ぎながら首位を伺った。しかし難関の14番でティーショットをバンカーに入れてしまい、そこから3オン3パットのダブルボギー。同組のブハイとは、残り4ホールで5打差に広がるという絶望的な状況となる。

だがスタートから首位を守ってきたブハイが15番で3つスコアを落とし、田仁智チョン・インジ選手と並ぶ10アンダー。渋野選手は17番パー5でバーディーを奪って1打差に迫り、最終18番に望みを繋いだ。

勝負を懸けた最終ホールのパー4、ラフからの第2打がグリーンオーバー。逆目の芝で思い切りよく狙ったアプローチショットは、ピン横を通り抜けてゆきバーディーならず。先にホールアウトした田仁智に届かず、優勝の望みは消えてしまう。

それでも最後は3mのパーパットを沈め、単独3位でのフィニッシュ。ホールアウト後のインタビューには「やりきったなとは思うけど、やっぱり悔しい」と涙を浮かべながらも、充実した表情でコメントした。

プレーオフとなった優勝争いは、常にブハイがゲームの主導権を握りながら田仁智の粘りで4ホール目に突入。最後はすっかり周囲が暗くなった中でブハイがウィニングパットを沈め、メジャー大会初優勝。名門ミアフィールド・リンクスの初代女王となった。

ブハイは19年大会も首位でスタートしながら同組の渋野選手に逆転負け。今回はプレーオフを見守っていたシブコに祝福される立場となり、3年前の雪辱を果した。

他の日本人選手は、海外メジャー初出場の山下美夢有選手が13位と大健闘。畑岡奈佐選手は最終日を68で回り、全英女子OPでは自己最高となる7位に入った。堀琴音選手も最終日を69のアンダーパーで回り、15位に食い込んでいる。

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