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「M-1グランプリ2022」決勝大会

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史上最多の7261組がエントリー

史上最多となる7261組のエントリーを集めた漫才コンテストの祭典、「M-1グランプリ2022」の決勝大会が18日に開催。敗者復活を含めた10組が、芸人王者の座を懸けて渾身のネタを披露した。

10位は『21年おもしろ壮』優勝経験もある “ダイヤモンド”。自身のなさがそのまま漫才にも現れ、そのスベリ具合は見ていても痛々しい限り。あえなく最下位に沈んでしまった。野澤の根暗な個性が漫才ネタとマッチしておらず、もっとその陰気キャラを際立たせるべきだろう。

9位は独特のダークさを味とする “キュウ”。しかしM-1ということで気負ってしまったのか、ネタの出来がイマイチ。華やかな賞レースでは構成の単調さも弱点となってしまった。

8位は、ABCお笑いグランプリ優勝など数々の実績を誇る “カベポスター”。評判通りの実力を見せたが、笑神籤えみくじでトップバッターとなり運には恵まれなかった。

7位は敗者復活を勝ち抜いた “オズワルド”。構成力に長けた漫才の上手さはさすがだが、もう旬は過ぎてしまった印象。そろそろM-1卒業でもいいかな。

5位は2年連続決勝大会の “真空ジェシカ”。ネタはそれなりに面白かったが、これからはテレビでの振る舞い方をちゃんとわきまえないと、そのうち消えてしまいそう。

同じく5位となったのは、女性コンビの “ヨネダ2000”。まさに「これは漫才なのか?」のぶっ飛びネタだが、破壊力ではピカイチだ。今後の活躍に期待大。

4位はM-1決勝初登場の “男性ブランコ”。変則的なネタで笑いを取ったが、やはりこのコンビの個性を活かすのはコントネタ。今度は『キング・オブ・コント』チャンピオンを目指して欲しい。

優勝はウエストランド

ということでファイナルステージに進んだのは、“ウェストランド”、“ロングコートダディ”、“さや香” の3組。

ファイナルステージでは「毒舌ひとり喋り」の “ウェストランド”、「コント漫才」の “ロングコートダディ”、「実力派正統漫才」の “さや香” とそれぞれの持ち味を発揮。会場に爆発的な笑いを生んだ。

いずれも甲乙つけがたく、接戦となるかに思えたが、最終投票では “ウェストランド” が7票中6票を集めて優勝。タイタン初のメジャータイトル獲得となった。

コンプライアンスによりがんじがらめとなったテレビ界で、まさに時代に逆らう毒舌ぶりと本音全開の痛快さが、審査員の支持を得たのだろう。

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