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元日本代表DF 太田宏介が現役を引退

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左足キックの名手

J2町田ゼルビアに所属する元日本代表DFの太田宏介さんが、3日に東京都内で会見を開き、現役からの引退を発表した。

太田さんは会見の冒頭から目を潤ませながら、「引退は4年前ほどから考えていた。今シーズン始まる前にラストにしようと決めていた。18年間悔いなくやり切ったと思えたので最後のシーズンにしようと思えた」と想いを語っている。

クロスの名手として知られ、鋭い弧を描く左足キックで多くのアシストを記録。11年から4年連続でJリーグ優秀選手に輝くなど、日本屈指の攻撃的SBとして活躍した太田選手。36歳となった今季はリーグ戦での出場がなく、プロ生活に別れを告げることになった。

左SBとして二桁アシストを記録

1987年生まれの東京都町田市出身。麻布大学附属渕野辺高校時代は左ウィングバックとして、同校を初の全国高校選手権出場に導く。こ時のチームメイトには、お笑いコンビ「ぺこぱ」のシュウペイもいたという。

06年にFC東京へ入団。しばらくDFとして下積み時代を送るが、08年に就任した都並敏史監督のもとでクロス技を磨き、左SBの地位を確立。08年に移籍した清水エスパルスで初のJリーグ優秀選手に輝く(11年)と、以降4年連続で選出。12年に移籍したFC東京では2年連続の二桁アシストを記録し、Jリーグベストイレブンにも2度(14年、15年)選ばれた。

10年1月には、岡田ジャパンで日本代表に初選出。アジアカップ予選・イエメンとの試合に先発し、代表デビュー戦を飾った。このあとアギーレジャパンとハリルジャパンにも招集されるが、同ポジション長友佑都の壁を越えられず、代表キャップは7にとどまっている。

15年にはオランダのフィテッセでプレー。その後FC東京、名古屋グランパス、パース・グローリー(オーストラリア)を経て、22年には下部組織時代を過ごした地元のクラブ、町田ゼルビアに移籍。現在J2上位を快走するチームにあって、「最後は優勝とJ1昇格で、ハッピーエンドに終わりたい」と有終の美を誓った。

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