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ラグビーW杯2023 日本、アルゼンチンに敗れてベスト8ならず

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ラグビーワールドカップ2023・フランス大会、プールDの最終節が8日に行なわれ、日本はアルゼンチンに27-39の敗戦。前回の日本大会に続く、決勝トーナメント進出を逃してしまった。

試合は開始2分にいきなり動き、相手ラインアウトからのモールに押され、素早いパス回しから中央を突破されて、最後はチョコバレスの先制トライを許す。このあとのコンバージョンキックも決められ、早くも7点のビハインドを背負う立ち上がりとなった。

それでも5分に最初のスクラムで押し込んで流れを引き寄せると、11分にはSH齋藤直人のオーバーヘッドキックによるパント攻撃でゴール前へ肉薄。16分には左サイドを駆けるLOファカタヴァが、自ら蹴り出したボールをキャッチ。そのまま突破して初トライを奪い、SO松田力也もコンバージョンを決めて7-7と追いつく。

だが23分、FLラブスカニフのタックルが相手選手の頭部に当たったと判断され、シンビンとなって1人少ない状況。これで与えたペナルティーゴール(PG)はアルゼンチンがミスし、リードを広げられずに済んだ。

しかしこのあとアルゼンチンにトライとペナルティーで8点を加えられ、スコアを7-15と離される。ハーフタイムが近づいた38分、日本が敵陣中央の10mから左へ展開。WTBフィフィタが突破し、そこからのパスに齋藤がトライ。コンバージョンも決まって14-15と詰め寄り、良い形で前半を折り返す。

勢いのまま逆転を狙いたい日本だが、後半の46分、アルゼンチンのアドバンテージから左ライン沿いを突破されトライ。コンバージョンも決められ再び14-22とリードを広げられる。

それでも日本は52分に松田のPGで5点差とし、56分にはFBレメキのスーパードロップゴールで3点を追加。20-22と迫った。

しかし57分、アルゼンチンに右大外を突破されトライ。コンバージョンと合わせて9点差とされ、4トライ目によるボーナスポイントも与えてしまう。62分にはスクラムのせめぎ合いからアルゼンチンがコラプッシングの反則。大量得点を狙う日本は、この場面でPGではなくマイボールラインアウトを選択。しかしここからの連続攻撃をアルゼンチンの堅守に阻まれる。

絶好のチャンスを逃がしたかに思えた日本だが、65分にWTBナイカブラがトライ。松田もコンバージョンを決め27-29と追いすがった。

しかし終盤に入ってアルゼンチンが怒濤の攻撃。68分にこの日5本目のトライを許すと、74にはPGで追加点。27-39と大きくリードを広げられ、日本の反撃も虚しくノーサイド。格上チームに力負けし、2大会連続のベスト8進出は果たせなかった。

それでも最後まで全力を尽くしたブレイブ・ブロッサムズの戦いは称賛に値するもの。4年後のリベンジに期待したい。

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