華麗なボールコントロールとダイナミックなドリブルで好機を演出、西ドイツには珍しいファンタジスタタイプのプレーヤー。ブロンドヘアーをなびかせ、巧みにボールを操る華麗なスタイルから「金髪の天使」と呼ばれたのが、ベルント・シュスター( Bernd Schuster )だ。
80年の欧州選手権で彗星のように現れ、20歳の若さで攻撃の中心を担い西ドイツを2度目の優勝に導く。W杯への出場がなかったため知名度こそ劣るが、同時代に活躍したジーコやプラティニと並び称された稀代のゲームーメーカー。
80年代から90年代始めにかけてスペインリーグで活躍。バルセロナ、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリードとスペインの3大クラブでプレーし、いずれのチームでもタイトルを獲得した初の外国人選手となった。
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