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元日本代表FW 李忠成が今シーズン限りの現役引退を発表

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11年アジア杯決勝の鮮烈ボレー弾

11年アジア杯決勝の鮮烈ボレー弾で知られる元日本代表FWの李忠成選手が、14日に今シーズン限りでの現役引退を、所属するアルビレックス新潟・シンガポールの公式サイトを通して発表した。

李選手はクラブの公式サイトで「全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。いつも誰かに支えられて本当に素晴らしいサッカー人生を送ることができました」などとコメント。引退後については「日本を一週しながら、47都道府県の子供たちにサッカーの楽しさ、本質を教える活動をしようと考えています」と抱負を述べている。

9月16日のホームでの最終戦、リーグ優勝セレモニーと同時に、サポーターの前での引退表明が行なわれるとのことだ。

在日出身のストライカー

1985年生まれの東京都出身。韓国籍の在日4世として保谷市(現、西東京市)に育つ。FC東京の下部組織を経て、04年にトップチーム昇格。05年には柏レイソルに移籍し、06年にJ2で8ゴールを挙げてレギュラーの座を獲得。07年には日本代表入りを目指して帰化する。

09年にはサンフレッチェ広島へ移籍し、11年には15ゴールの活躍でJリーグ優秀選手賞に選出。その活躍が認められ、翌12年にはイングランドのサウサンプトンに移籍した。

サウサンプトンでは怪我もあり結果を残せなかったが、14年に移籍した浦和レッズではリーグ優勝2回、ナビスコカップ優勝1回、天皇杯優勝1回、AFCチャンピオンズカップ制覇などに貢献する。

「弓矢ポーズ」のパフォーマンス

日本国籍を取得した07年にU-22代表メンバーへ選ばれ、08年には北京オリンピックに出場。11年にはアジアカップ・カタール大会に臨むフル代表メンバーに初選出され、グループリーグのヨルダン戦で国際Aマッチデビューを果した。

そしてアジア杯決勝のオーストラリア戦では、0-0の延長前半8分から前田遼一に代わって投入。延長後半の4分、長友佑都からのクロスを李選手が鮮やかなボレー弾で決勝点。得意の「弓矢ポーズ」とともに日本代表の歴史に名場面を刻み、一躍脚光を浴びた。フル代表では11試合2ゴールの記録を残す。

そのあと横浜Fマリノス、京都サンガを経て、21年12月にアルビレックス新潟・シンガポールへ完全移籍。22年シーズンは22試合10ゴールの成績を挙げていた。

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