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「サッカーの園 ~究極のワンプレー~」フィジカルモンスター

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マッスルナルシストが集結

19日放送のBS1『サッカーの園 ~究極のワンプレー~』、今回のお題は【フィジカルモンスター】 強靱な身体を武器とする肉体派Jリーガーの、パワフルなプレーに迫る内容。

スタジオゲストには「人間ブルドーザー」の鄭大世さん、「セクシー筋」の槙野智章さん、そして「順天堂大学の “きんに君”」こと同大専任准教授の谷本道哉さんが登場。フィジカル自慢の奥義を語る。

今回のゲスト3人はいずれも短パン姿と、マッスルナルシストぶりを発揮。Tシャツの下にタンクトップを着ていると早くもバラす鄭大世さんは、番組冒頭から脱ぐ気満々の様子だ。

上半身・下半身論争

最初のエントリーは、ヴィッセル神戸の大迫勇也選手。フィジカルを活かしたポストプレーを得意とし、攻撃の起点となってチームを牽引。初優勝を狙うヴィッセルのエースだ。

元日本代表DFの坪井慶介さんは、そのフィジカルのポイントは下半身の強さにあると分析。中高一貫だった鹿児島育英館時代、6年間にわたる砂のグラウンドでの練習により、強靱な足腰が鍛えられたという。この下半身の強さが大迫選手のストロングポイント。

それに対しスタジオゲストの槙野さんは、大迫選手のストロングポイントは上半身にあると主張。外見こそ厚みを感じさせないが、インナーマッスルの強さは半端ないと力説する。

その大迫選手「究極のワンプレー」が、18年ロシアW杯のコロンビア戦。相手選手を背負ってのポストプレーで、酒井宏樹選手によるあわやのシュートを生み出した場面。このあと大迫選手はCKからヘディングによる決勝点を決め、勝利に大きく貢献した。

このプレーを坪井さんは、「足腰の強さは抜群。重心がしっかり落ちているので、相手ディフェンダーはどうしようもない」と称賛。一方槙野さんは、「上半身の使い方が上手い。相手を腕で押さえている」と主張する。

下半身派支持の鄭大世さんは、「それフィジカルじゃないじゃん。テクニックじゃん」と反論。どうやら逆張りして目立とうとする槙野さんの方が、少し分が悪い印象だ。それはとにかく、大迫選手の【 “半端ない” 上半身と下半身】が最初のエントリー。

鄭大世さんの筋肉自慢

お次のノミネートは、スタジオゲストの鄭大世さん。その “人間ブルドーザー” ぶりを発揮した「究極のワンプレー」が、川崎時代07年のガンバ大阪との試合。山口智、明神智明、安田理大と3人の代表級選手をなぎ倒し、ゴールを決めた場面だ。

新潟時代20年のJ2金沢との試合では、相手DFを吹き飛ばしてからのゴールで、イブラヒモビッチばりの仁王立ちポーズ。鄭大世さんはこの極意を「相手の力が入る前に身体を当てる」ことにあると解説する。

するとさっそくTシャツを脱いで、タンクトップ姿で自慢の筋肉を披露する鄭大世さん。この【筋肉見せたがりの “人間ブルトーザー” 】が2番目のエントリー。

自然が育んだ豪ケツ

3番目のノミネートは、清水エスパルスのディフェンダー吉田豊選手。坊主頭が特徴的な吉田選手のウリは、100㎝を誇るドデカヒップ。その分厚いケツ圧を武器にして、どんな相手も跳ね返してきたという。

筋トレは一切せず、小さい頃から山の自然と獣肉で育ち、ナチュラルにケツが大きくなったという吉田選手。高校時代はタックルしてきた相手を10mくらい吹き飛ばし、鎖骨を骨折させたというエピソードを持つ。

その吉田選手の「究極のワンプレー」が、J1鳥栖時代の17年、甲府との試合。パスミスでピンチを招きながらも、ケツを張ったディフェンフでブラジル人FWドゥドゥをがっちりブロック。ボールに触れさせもしなかった場面だ。

「今まで筋トレ・体幹をしたことがない。これからもしません」と堂々と宣言する吉田選手。この【自然が育んだ “いいケツ” 】が3番目のエントリー。

フィジカルモンスター軍団

続いて紹介されたフィジカルモンスターたちは、ゴリラと呼ばれたFC東京の長友佑都選手、磐田の長身FWルーキー後藤啓介選手、札幌のキャノン砲・菅大輝選手、かつて超大型FWと期待された田原豊さん。

この中から【規格外のふくらはぎ】の菅選手と、相撲経験者の父とバレーボール選手だった母を持つ【 “サラブレッド系” モンスター】田原さんが、4番目と5番目のエントリー。

そして最後にノミネートされたのが、J2のいわきFC。その当たり負けしない強さで、わずか4年間で都道府県リーグからJ2へと駆け上がっていった「フィジカルモンスター軍団」だ。

チームのスローガンは「90分間止まらない 倒れない」というもの。そのスローガンを掲げて「フィジカル軍団」をつくりあげたのが、クラブ社長の大倉智さん。練習時間の6割がフィジカルトレーニングに当てられているが、むやみにそれを課すのではなく、選手のタイプに合わせた “遺伝子別” トレーニングで選手を強化するのが「いわき流」である。

その「究極のワンプレー」が、今シーズン7月の水戸ホーリーホック戦。筋肉自慢を揃えた水戸との試合は、いわゆる “マッスルダービー” の一戦となった。試合は水戸の2点リードを許すが、後半の65分に1点を返すと、直後の67分には同点ゴールが生まれて追いつく。

そして試合終了間際の88分、セットプレーからのカウンターで2人の選手が一気に抜け出し、連携でキーパーをかわして逆転ゴール。鍛え上げられたフィジカルで、最後まで走りきった いわきFCがマッスルダービーを制した。

後半の得点率はなんと73.6%と、90分間を走る持久力や体力に絶対の自信を持つ いわきFC。モンスター軍団の【90分間止まらない 倒れない】が、6番目のエントリー。

筋肉とは短パンを下げること

この6つエントリーから、前園さんは大迫選手を【究極のフィジカルモンスター】に選定。その理由は、「フィジカルの強さをプレーで体現していて、若い選手のお手本になる」というもの。

そして最後「筋肉とは?」の問いかけに、槙野さんは「エンジン」、鄭大世さんは「自己肯定感」、谷本さんは「うまさの源」と、それぞれこだわりの回答。

だがMCの前園さんは「短パンを下げる」の、的を外したオトボケ回答。どうやらかつてのドリブラーは、男の裸にとんと興味がないようだ。

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