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FIFA女子ワールドカップ2023 決勝

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FIFA女子ワールドカップ2023・オーストラリア/ニュージーランド大会の決勝が20日にスタジアム・オーストラリア(シドニー)で行なわれ、スペインがイングランドに1-0の勝利。大会初優勝を飾った。

グループステージで日本に0-4と大敗を喫しながら、チームを立て直して勝ち上がってきたスペイン。地元オーストラリアを下してファイナルに進んできたイングランドとは、ともに大会初優勝を懸けた戦いとなった。

両チーム激しくせめぎ合った前半15分、Pエリアでパスを受けたイングランドFWヘンプがダイレクトシュート。しかしボールはクロスバーを叩き、イングランドは絶好のチャンスを逃してしまう。

その直後にはスペインが素早い攻撃で決定機を迎えるが、パラジュエロのシュートはGKアープスの好守に防がれ得点ならず。一進一退の攻防が続く。

その28分、中盤右でボールを奪ったスペインが左のスペースへ展開すると。後方から駆け上がってきた主将カルモナが一気の突破。その勢いのまま左足シュートを突き刺し、スペインが先制する。

後半もスペインが主導権を握り、63分には得意のパスワークで相手ゴールを脅すと、VARでイングランドのハンドがあったとしてPKを獲得。しかしここまで3得点を記録しているエルモソのキックはGKアープスにコースを読まれ、見事ボールをキャッチされてPK失敗。欧州No,1キーパーの前に追加点を防がれてしまった。

75分にはイングランド途中出場のジェームズがあわやのシュートを打つが、今度はスペインGKのカタリナ・コールがナイスセーブ。同点のピンチを防ぐ。

そして試合は13分間のアディショナルタイムに突入するも、スペインが巧みなパス回してイングランドの反撃をかわし、その後はピンチらしいピンチもなくタイムアップ。U-17、U-20優勝とアンダー世代から実績を積み上げてきたスペインが、ついにW杯初制覇を果した。

大会MVP(ゴールデンボール)にはスペインの司令塔アイタナ・ボンマティが輝き、最優秀GK賞(ゴールデングローブ)には決勝でも好守を見せたイングランドのメアリー・アープスが選ばれた。

そしてなでしこジャパンからは、5ゴールを挙げた宮澤ひなたが大会得点王(ゴールデンブーツ)。11年大会の澤穂希(5ゴール)に続く日本人得点王となった。

加えてなでしこジャパンは大会2度目となるフェアプレー賞(イエロー1枚、レッド0枚)を獲得。また決勝で第4審判を務めた山下良美(開幕戦など3試合で主審を担当)さんにも、名誉のメダルが授与されている。

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