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引退の横綱白鵬 親方「垣間」襲名を承認

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異例の親方襲名承認

日本相撲協会の定例理事会が30日に行われ、横綱白鵬の引退と年寄り「垣間」の襲名が承認された。これまでの “横綱の品格” に欠ける言動で理事からは厳しい意見も出たが、親方襲名に当たっては「協会教則を守る」などの誓約書にサインした上での異例の承認となった。

白鵬は進退を懸けた7月の名古屋場所で全勝優勝を果たしていたが、3月に手術を受けた古傷の右膝はすでに限界。「もう十分にやりきった」と、今場所の千秋楽後に相撲協会へ引退を申し出ていた。

白鵬は19年9月に日本国籍を取得しており、しばらく所属する宮城野部屋付きの親方として活動したあと、将来的に独立するため都内に部屋を設立する準備をしているという。

大横綱の実績だけで言えば「一代年寄」を与えられる資格を充分に有しているが、日頃の問題行動が批判されてきただけに、理事会からその話が出ることはなかったようだ。

 

相撲界で刻んだ業績と数々の問題行動

日本帰化名「白鵬 翔」は1985年3月11日生まれ、モンゴル・ウランバートル出身の36歳。父親はモンゴル相撲の大横綱で、メキシコ五輪にも出場し、レスリングで同国に初のメダル(銀)をもたらしている。

15歳で来日。ともに大相撲入りを目指したモンゴルの仲間たちがスカウトされる中、当時小柄だった白鵬を受け入れる部屋は見つからなかった。

しかし帰国直前に宮城野部屋に拾われ、01年の春場所で初土俵。そこから持ち前の負けず嫌いで精進を重ね、04年初場所で新十両、同年に入幕し06年に大関昇進と順調に出世を遂げていく。

大関昇進の場所で幕内初優勝、07年名古屋場所で第69代横綱に昇進する。10年初場所後に朝青龍が引退すると1強時代を築き、幕内優勝45回、全勝優勝16回、通算勝利1187勝、横綱在位84場所、年間最多勝利84勝、7場所連続優勝、戦後1位となる63連勝と、数々の歴代記録を塗り替えていった。

だが圧倒的強さを見せる一方で、エルボー攻撃まがいの荒々しいかち上げや、立ち会いからの張り手連発、格下相手への「猫だまし」など、横綱としてふさわしくない相撲内容を疑問視される。

また優勝インタビューで観客に万歳三唱を促したり、勝手に三本締めをしたり、「待った」が認められず押し出されて抗議を行ったり、日馬富士の暴行事件に同席したりと、数々の問題行動も相撲協会関係者やファンからの批判を浴びた。

それでも白鵬が大相撲の歴史に残る大横綱であるという事実に間違いはなく、今後は次代の相撲界を担う優秀な力士を輩出する役目が期待される。

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