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男子ゴルフ全米オープン2023 最終日

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男子ゴルフ・メジャー大会の今季第3弾、全米オープン2023の最終日が18日にロサンゼルスCC(カルフォルニア州)で行なわれ、米国のウィンダム・クラークが通算10アンダーの逃げ切り優勝。初のメジャータイトルに輝いた。

初日こそ好スコア続出となった今大会だが、最終日はタフなコースセッティングに上位陣が我慢のゴルフを強いられる展開。最終組がフロントナインを終えた時点で、優勝争いはクラーク、リッキー・ファウラー(米国)、ローリー・マキロイ(北アイルランド)、スコッティ・シェフラー(米国)の4人に絞られた。

虎視眈々と勝機を窺うシェフラーは、中盤戦でスコアを崩してしまい優勝戦線を脱落。後半持ち直したもの、7アンダーの3位にとどまった。

メジャー初優勝を目指して首位タイでスタートしたファウラーだが、前半は1バーディー、3ボギーと苦しい内容。後半もショットが安定せず、浮上のきっかけが掴めないままボーギーを重ね、最終日は5オーバー。メジャー最終組のプレッシャーに屈した形で、5アンダーの5位タイに沈んでしまった。

2011大会以来2度目の優勝を狙うマキロイは、1番でバーディーを奪って絶好のスタートを切るが、あとは肝心な場面でパットが決まらず足踏み。後半14番のロングホールでガードバンカーのアゴに第3打を打ち込んでしまい、そこからのアプローチミスで痛恨のボギー。9アンダーであと一歩優勝に届かなかった。

6番まででスコアを2つ伸ばし、首位戦線をリードしたクラーク。だが8番のパー5、ブッシュへからのアプローチを空振りしてしまうというこの日最大のピンチ。それでも被害を最小限のボギーに抑え、首位をキープした。

そして14番のパー5でバーディー奪ったあと、15番、16番と連続ボギー。優勝への重圧がかかり始めるが、残りホールを粘り強く凌いで10アンダーフィニッシュ。最後は短いウィニングパットを沈め、キャディと抱き合っての男泣き。同組で回ったオクラホマ州立大の先輩であるファウラーからも、祝福の言葉を受けた。

今年5月のウェルズファーゴ選手権でツアー初優勝を果したばかりのクラーク。ジョーダン・スピースやジャスティン・トーマスと同じ93年生まれながら、2018年まで下部ツアーで下積み時代を送ったという苦労人。メジャー2戦目にして、大きな仕事を成し遂げた。

参加4名が予選通過を果した日本勢は、1オーバー20位タイの永野竜太郎選手が最高順位。松山英樹選手は最終日に75を叩いてしまい、3オーバーの32位タイに終わった。他は9オーバーの桂川有人選手が58位、石川遼選手が14オーバーのブービー(63位)となっている。

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